アイアンガーヨガ

アイアンガーヨガの歴史と今

B.K.S.アイアンガー師が考案し、体系化した総合的なヨガメソッド。
B.K.S.アイアンガー師は、人間の心の継続的な研究を続け、ヨガがもつ効果を分類・整理し、体系付けた人として有名。

他のヨガは、身体と柔軟性や精神のリラクセーションを得ることが目的としているが、アイアンガーヨガは、これらに加えて身体の強靭さとスタミナを増進させ、身体の歪みを矯正していくことを目的にしているのが特徴。

そのため、解剖学的観点から、体軸を中心として身体の方向性やバランスを観察し、アーサナ（ポーズ）を行う。

また、アイアンガー師の著書「ハタヨガの真髄_600の写真による実技事典」は、各アーサナを効果別、疾患別にまとめあげたもので、世界中のヨギーに参照されるまでに有名。国内でもヨガインストラクターは必ずと良いほど持っている一冊。

現代のヨガを語る上で重要な地位を占めたヨガ。

アイアンガーヨガの特徴

また、ヨガの経験やレベルに関係なく正しくアーサナを取れるよう、そして、より身体能力を高められるよう、ブロックやボルスター、ベルトを使うことでヨガの効果を最大限に引き出す点が他のヨガとの大きな違い。

ヨガでブロックやボルスター、ベルトなどを使用する光景を見たことがある方も多いと思いますが、これらのヨガイクイップメントはアイアンガー師が考案したとして有名。

こうした特徴を持つアイアンガーヨガは、ヨガ初心者でも無理なく柔軟性を向上させながら徐々に身体の歪みを調整し、ヨガをレベルアップできる。また、ヨガを深めていく上で、通らない人はいないヨガとも言える。

こんな人に向いている

アイアンガーヨガは、姿勢をはじめ身体の柔軟性を高めたいと考える人におすすめ。また細かなアライメント調整が必要なヨガであるため、アーサナ（ヨガポーズ）を極めたいと考える人はアイアンガーヨガが向いています。

ただし、正当なアイアンガーヨガを提供する場所は限られているので、協会のホームページを参照してみてください。