ヨガ効果
ヨガで人に優しくなれる
Yoga Basics For Beginner
ヨガを深めると人に優しくなれるのは理想ではありません。ヨガを通して自分らしくなれれば、相手を理解しようとする思いやりが育まれます。自分を理解することで余裕が生まれ、相手に対するコミュニケーション能力も高まっていくのです。
自分の理解が相手の理解につながる
ヨガは自己の内観が大きな目的であることは述べました。
自己の内観とは、自分を客観的に見ること。客観的というのは、ある意味、自分を第三者の立場から見つめるということです。この自己の内観は、他人と自分、社会と自分など、多面的な角度から自分を見つめていく作業と言えます。
自己の内観は、自分自身を理解するだけでなく、相手の立場に耳を傾け、相手を理解する心も育まれるのです。
コミュニケーション能力が向上する
日常の中で、一見、理不尽と思われる主張を投げかけられることはよくあります。しかし、自分を客観視できるようになると、相手の置かれた状況に身を置き、相手の立場になって考えることができるようになります。これはアンガーマネージメント(怒りのコントロール)にもつながる考え方です。
相手の立場になって考えると、相手の主張が理解できるもの。もちろん、常に自分を抑えて相手を優先することが良いわけではありません。相手の主張に100%従うのではなく、自分と相手の立場を考え、第三の解決策を協同で考えることもできるのです。
相手の主張に敵対するのではなく理解を示した上で、自分の感じたことを冷静に伝えることが重要なのです。相手に対してこうしたアプローチであるならば悪い結果は生まれないですし、必ず良い結果につながるはずです。
ヨガを継続することで自分を客観視できるようになれば、他人と互いの理解と尊重を重視した関係を構築でき、結果としてコミュニケーション能力も向上するのです。