第6チャクラは、いわゆる人の第六感といわれるような、直感やインスピレーションなどに関係したチャクラです。確かに理屈では説明できない直感はよくありますよね。こうした直観力やアイデアのひらめきを活性化させるためにも、第6チャクラのバランスを意識してみましょう。
第6チャクラは、サンスクリット語ではアジニャーチャクラ(Ajna chakra)、英語ではサードアイチャクラ(Third eye chakra)、日本語では第三の眼のチャクラ、眉間(額)のチャクラと言われる通り、いわゆる第六感といわれるような直感やインスピレーション、ひらめきに関係しているチャクラです。
私たちの日常でも、直感が働くことがありますよね。ここを行ったら危険だなぁとか、とてつもないアイデアが降りてきた!といったような、なんとなく理屈では説明しきれない感覚。こうした第六感を研ぎ澄ますためには、第6チャクラ、サードアイチャクラのバランスを整えることが良いとされています。
ただし、このチャクラのバランスを整えるだけでは難しく、これまで説明してきた第1〜5までのチャクラのバランスが整っていないとダメとされています。確かに精神的にも身体的にも十分に健康な状態でなければ、こうした直感は過度にスピリチャルに寄ってしまったり、当てにできないかもしれませんね。
反対に心身ともに健康状態にあるなら、是非、第6チャクラを意識し、バランスを整えてみてください。
第6チャクラの特徴
透視能力、直感のような内的な感覚の理解、責任感、人生経験を深める、集中力、先見性、予知力、超能力、心眼、物質の本質、夢の実現力、イメージ力を意味しています。
第6チャクラの位置
眉間の奥に位置します。
第6チャクラの属性
色:白、藍、青
年齢:36〜42歳、85〜91歳
五大元素:無し
五感:直感(第六感)
機能:知覚する、知る
行動器官:目
感覚器官:目、耳、鼻
関連する内分泌:脳下垂体
マルマ※:スタパニマルマ
※マルマとは? 詳しくはこちらの記事をご参照
第6チャクラのバランス
第6チャクラがバランスよく活性化しているとき
願望実現に力を発揮し、イメージを具現化するのを助けてくれます。洞察力が高まるため、物事のうわべだけではなく、真実や真理がわかり、直感やひらめきが強くなります。
また、物質的なものへの執着心がなくなりなり、カリスマ性が生まれるとされます。
第6チャクラのバランス滞っているとき
直感に対して疑いや不安を持つようになり、成功を恐れたり、過去の出来事を気に病んで、未来の実現に対して目標を決めることが出来なくなります。そして、問題の要因や答えを外に求めるようになります。
そんな時は自分の内側に真実を探し始めると、現実が変わってくるようになるでしょう。
第6チャクラが活性化しすぎているとき
理論的、合理的、権威的になり、傲慢さが出やすくなります。過剰に論理的で頭で考えすぎ、また理想的なヴィジョンが見えるあまり、現実にもどかしさを感じてイライラする傾向もあるようです。嫌な出来事を何度も思い出したり、悪夢を見るようなこともあるので、ネガティヴで悲観的な思考にらなりがちです。
頭痛や目の障害、神経障害などに現れやすいので、頭と目を休めるようにしましょう。
第6チャクラのバランスを整える方法
上記のようなバランスの乱れを感じたら、以下のような方法でバランスを整えることができます。
第6チャクラの活性法その1. 瞑想で整える
眉間に意識を集中して瞑想をします。
瞑想をしているとサードアイが開き、眉間の前方あたりに、藍色の丹光や光の渦のようなものを感じられるかもしれません。このサードアイとは、いわゆる第三の目ですが、真実を見る眼であり「心眼」というと現実的に解釈ができます。眉間の前方から一つ目の瞳があるように、自分の方を見ています。つまり、自己の内観ということでもあり、また、全ての真実は自分の中にある、ということです。
第6チャクラの活性法その2. バランスを整えるアーサナ(ポーズ)
アドムカアヴァナアーサナ(下を向く犬のポーズ)は、太陽礼拝にも必ずでてきますよね。
そして、ハラ・アーサナは身体が逆転し、首後部、肩、背中、臀部、ハムストリングの筋肉が伸び背骨を柔軟にします。脊柱を屈曲しますので、最初は十分注意し、無理のないように。また、経験豊富なヨガインストラクターの指導のもと実践するようにしてください。
第6チャクラの活性法その3. アロマオイルで整える
フランキンセンス、バジル、ホーリーバジル、ローズマリー、タイム、ジュニパーベリー、レモングラスなど。身体や脳の活性化に効果が期待できます。
※警告:エッセンシャルオイルは、赤ちゃんや12歳以下の子供への使用は厳禁です。妊娠中はわアロマセラピストが薦める安全なオイルの少量使用に限定されています。
第6チャクラの活性法その4. 身につけるもの
第6チャクラのカラーである藍、青色をコーディネートに取り入れたり、身の回りにも集めてみてください。
また、前回同様にクリスタルについても情報を掲載しておきます。以下のクリスタルがバランスをもたらすとされていますので、参考にしてみてください。
過活性を鎮めるクリスタル:エメラルド、サファイア
活性化するクリスタル:ダイヤモンド、ハーキマーダイヤモンド
バランスを整えるクリスタル:ラピスラズリ、藍色のソーダライト、透明のカルサイト、紫フロライト、アメシスト
7つのチャクラ完全ガイド
ヨガとアーユルヴェーダを深める上でチャクラを理解すべき理由
チャクラは、ヨガだけでなくアーユルヴェーダとも深い関係にあります。ヨガを上達する、もしくはアーユルヴェーダを深めるためにチャクラを理解することは大切なのです。
ここではチャクラのヨガとアーユルヴェーダとの関わりについて解説しています。
第一チャクラ 活性化
大地にしっかり根をおろし、根源的な生きるためのエネルギーを発生させるチャクラ。バランスを崩すと自分の人生を否定したり、または反対に利己的になったりします。
第二チャクラ 活性化
自分自身の深い部分と関連し、彩りのある人生を意味します。第2チャクラのバランスが良いと自己肯定感が生まれ自信や信念が生まれます。一方、バランスが悪ければ自分らしさがなくなり、人生に不満をもったり、漠然とした不安を感じたりするようになります。
第三チャクラ 活性化
集団の中で自分らしさを維持でき、他人と自分への信頼を高めるエネルギーが出入りしていると考えられてます。第3チャクラのバランスが良いと強い意志と勇気と行動力がでます。一方、バランスが悪いと、周囲をコントロールしようとしたり、すべての物事に対して、敵対心を持つと言われています。
第四チャクラ 活性化
7つのチャクラの中心で、それぞれをバランスをとる役割があります。自分と周りの人々、そしてこの世の全てに無条件の愛を感じるためのチャクラ。第4チャクラのバランスが良いと、自分をそのまま受け入れることができ「あるがままの自分」を受容することができるようになります。バランスが悪いと、我慢体質になったり、精神的にダメージをため込んだり、無感動になります。
第五チャクラ 活性化
円滑なコミュニケーションをとるのに重要と言われるチャクラ。第5チャクラのバランスが良い時は、周囲の意見を尊重しながら、自分の主張を上手に相手に伝えることができます。バランスが悪い場合、周囲の意見に耳を傾けることができなくなりコミュニケーションがうまく取れないと言われます。
第六チャクラ 活性化
直感、洞察、予知、想像力などに関わるチャクラ。第6チャクラのバランスが良い場合は、自分本来の目標や夢を見つけ、新たな道を切り開いていくことができます。一方、バランスが悪い場合は、自分に起きることの全てに否定的に捉えてしまい、目標や夢、生き甲斐を感じられなくなります。
第七チャクラ 活性化
バランスが良い場合は、解脱の状態を意味し宇宙とつながると言われています。解釈として、人生において起きること全て、ポジティブ・ネガティブな全てに対し必然であると感じ、受け入れることができます。バランスが悪い場合は、自分におきることをすべて否定的に捉えてしまい、「恐れや心配」の多い生き方になります。