自分はたったひとりなんだと孤独を感じたことはありませんか?人間関係がうまくいかなくて、自分に自信をなくしたこと、私はあります。でも、大丈夫。あなたにも皆を良い方向へと向かわせる影響力があるのです。そんな自信喪失したときにこそ、思い出したいヨガの概念をご紹介します。
人は皆、多くの関わりの中で生きていますよね。でも多くの関わりだからこそ何かのきっかけで自信を喪失すると孤独を感じたりします。でも、そんな方にこそ知ってほしいヨガの大切な教えがあります。
それは、サムバンダです。
サムバンダ(sambanda)とは?
- 真実の絆(関係性)
- 因果・原因と結果
- あらゆる存在と合成する関係性
この概念は人間同士だけではなく、人間と物体、物体と物体、あらゆる関係に言えることですが、今回は人間関係を例にしてお伝えしていきます。
あなたは誰か、たったひとりだけでも本物の人間関係を築いたと言える人はいますか?
一人の相手と関係を深めることで、1+1=3以上の恩恵が得られる
ふたりは結婚に至るまでに、何度もコミニュケーションを重ねて愛を深めていきます。ケンカする時も別れを決意した時もあるでしょう。それでも思いやり、譲り合い、想い合うことで、愛について理解を深めていきます。交際中にお互いの友人を紹介し合い、新しいコミュニティができることもありますね。
そして結婚を決めたら、お互いのご両親と出会います。結婚はよっぽどの事情を除いて、必ずお互いの家族との関わりがついてきます。嫁姑の関係がうまくいかないこともあるでしょう。その中でまた学び、和解しながら、家族というものの理解を深めていきます。
子どもができたらどうでしょうか?子どもを育てるために、地域のコミュニティに参加したり、学校行事に関わることで他の親同士と出会います。親同士の関わりを持っておくと、子どものことで相談ができたり、困った時に助け合うことができますね。
このように、たったひとりと深く人間関係を築くことで、1+1=3以上の関係を築くことができます。
あなたにも影響力がある、それを忘れない
つまり、私たちひとりひとりがとても大きな影響を持って存在しているのです。自分自身にそういった繋がりの網があると自信を持って認識し、積極的に関わることでより周りからの協力やサポートが強くなっていきます。
これをヨガの練習に当てはめると、ポーズひとつひとつが、人と人のようなものです。その繋がりが一連のシークエンスとして、自分を成長させるものなのかを見ていくことができるのです。
あなたが今、関係を築いている人や物事は、あなたを成長させる網となってくれているでしょうか?もし、関係性に悩んでいるのなら、思いきって新しいポーズをとってみるのもいいかもしれませんね。