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第1チャクラのバランスを整える5つの方法

第1チャクラは、大地にしっかり根をおろし、生きるための根源的なエネルギーを発生させるチャクラ。バランスを崩すと自分の人生を否定したり、または反対に利己的になったりします。あなたの人生にとってもっとも基本的かつ重要な要です。

第一チャクラとは?

第1チャクラは、サンスクリット語ではムーラダーラチャクラ(Muladhara)、英語ではルートチャクラ(Root Chakra)、日本語では基底のチャクラと呼ばれます。

名前からわかる通り「根幹」を意味し、生きていく上での要です。もし、自分に自信がない、人生がやりきれないといった状態・感情にあるならば第一チャクラを活性化を。反対に利己的、自信過剰といった状態にあるならば第一チャクラが過剰になっているのかも。

第一チャクラのバランスを整えることは、他に流されず、地に足をつけ着実に生きていくという意味を持ち、人生を歩む上でも土台となります。

以下で、第一チャクラの特徴を理解し、バランスを整える方法をご紹介します。

第一チャクラの特徴

生命力エネルギー、大地と物質界の繋がり、安定性、新しい始まりを起動、生存、人間としての土台、仕事、お金、経済力、肉体の健康、生命力、やる気、下半身を意味します。

第一チャクラの位置

会陰部の少し上。性器と肛門をつなぐ尾骶骨の内側に位置しています。7つのチャクラの中で、最も地球に近い位置にあり、力強い大地のエネルギーを取り込みます。地に足をつけ、元気に生きていく肉体、生命力を司ります。

第一チャクラの属性

また、第一チャクラの属性をまとめています。


色:


年齢:0〜7歳、50〜56歳


五大元素:


五感:嗅覚


機能:排泄、排出


行動器官:肛門


感覚器官:


関連する内分泌:生殖腺


マルマ※:グダ(肛門)マルマ


マルマとは? 詳しくはこちらの記事をご参照

第一チャクラのバランス

第一チャクラがバランスよく活性しているとき

衣食住に対する健康的な欲求が生まれ、仕事や人生への意欲、睡眠欲、食欲などが旺盛になります。やる気や自信がわいて行動的になり、生活を現実的に楽しむことができます。また、不動産関係が良好になります。

第一チャクラが滞っているとき

やる気が出ない、良く眠れない、身体が冷える、下半身や足、骨関節症などの病やトラブルが現れます。注意力が散漫になり、恐怖や不安感をもたらします。他人のせいにしたり、犠牲者意識が芽生えます。

第一チャクラが活性化しすぎているとき

チャクラは活性化しすぎるとよくありません。あくまでも7つのチャクラとのバランスが大切と言われています。そのため、第一チャクラが活性化しすぎた状態だと、合理的で現実主義になりすぎて、目に見える豊かさばかりを追い求めてしまうといったことも。

時には人に対して自分の考えを押し付けたり、いじめたりと自己中心的になってしまうこともありますので、注意が必要です。

第一チャクラのバランスを整える方法

それでは、第一チャクラのバランスをとる方法をご紹介します。

瞑想と呼吸法、ヨガアーサナ、その他アロマなど簡単に実践できることもありますので、ヨガをやっていない方も参考にしてみてください。

第一チャクラの活性法 1. 身体を動かす

スポーツや自然の中での野外活動を行うと第一チャクラのバランスが整うと言われていますので、しっかりと身体を動かしましょう。急に運動を始めることに抵抗があるなら、ヨガは最適です。ヨガは、ご自宅でも戸外でもどこでもできます。

第一チャクラの活性法 2. 瞑想と呼吸

また、尾骨部近くに手を当てて、深い呼吸を続けたり、下腹部を温め続けることも効果的です。考えすぎるときは、第7チャクラのある頭頂部に手を当てて呼吸するのもよいでしょう。

その時、自分自身が宇宙や地球とつながる一本のパイプとなり、上から下まで一気に気を流すイメージを持つと、より効果的です。

具体的なイメージ例は、

  • 自分が巨大な山になったとイメージし、
  • 山裾を広げ、地球と一体になってみます
  • 或いは自分が大樹になり
  • 太い木の根が下に伸びて
  • 地球の内部に根を張り巡らせながら呼吸をし
  • 上から下まで一気に気を流す

上記はあくまでも例ですが、大地と自分が一体になり調和していくイメージを心がけて見てください。

毎晩、寝る前に布団の中で行うだけでもよいので習慣にすると、人生を生きていくグラウディング力となります。

第一チャクラの活性法 3. アーサナ(ヨガポーズ)

第一チャクラのバランスを整えるには以下の3つのアーサナを。

いずれも基本的なポーズなので、経験した人も多いでしょう。このアーサナをする際は、普段のヨガをより意味のあるものにするためにも、第一チャクラをしっかりと意識しながらやることが大切です。

第一チャクラの活性法 4. アロマオイルで整える

ベチバー、コパイバ、ミルラ、ジンジャー、シーダーウッド、パチョリなど。

胃の痛み、ストレス、腸の不快な症状などに効果的と言われています。

※注意:エッセンシャルオイルは、赤ちゃんや12歳以下の子供への使用は厳禁。また妊娠中はアロマセラピストが薦める安全なオイルの少量使用に限定されています。

第一チャクラの活性法 5. 身につけるもの

第一チャクラの色である、赤。

例えば、赤い色の下着を身に付けたり、身の周りにも赤いものを増やすことも良いです。

また、クリスタルに興味を持っている人は以下のクリスタルでバランスが整うと言われていますので、参考にしてください。


過活性を鎮めるクリスタル:エメラルド


バランスを整えるクリスタル:カーネリアン、レッドジャスパー、ルビー、ガーネット、ブラックオニキス、ヘマタイト


第一チャクラは、人の土台を成すと言われています。また、現代において、最もバランスが悪くなりやすいのかもしれません。上記を頭の隅に入れることで、ハッとした瞬間がある場合は、是非、実践してみてくださいね。

7つのチャクラを理解してヨガとアーユルヴェーダを深めよう

チャクラは、ヨガだけでなくアーユルヴェーダとも深い関係にあります。ヨガを上達する、もしくはアーユルヴェーダを深めるためにチャクラを理解することは大切なのです。ここではチャクラのヨガとアーユルヴェーダとの関わりについて解説しています。

第一チャクラ 活性化

大地にしっかり根をおろし、生きるための根源的なエネルギーを発生させるチャクラ。
バランスを崩すと自分の人生を否定したり、または反対に利己的になったりします。

第二チャクラ 活性化

自分自身の深い部分と関連し、彩りのある人生を意味します。第2チャクラのバランスが良いと自己肯定感が生まれ自信や信念が生まれます。一方、バランスが悪ければ自分らしさがなくなり、人生に不満をもったり、漠然とした不安を感じたりするようになります。

第三チャクラ 活性化

集団の中で自分らしさを維持でき、他人と自分への信頼を高めるエネルギーが出入りしていると考えられてます。第3チャクラのバランスが良いと強い意志と勇気と行動力がでますが、バランスが悪いと、周囲をコントロールしようとしたり、すべての物事に対して、敵対心を持つと言われています。

第四チャクラ 活性化

7つのチャクラの中心で、それぞれのバランスをとる役割があります。自分と周りの人々、この世の全てに無条件の愛を感じるためのチャクラです。第4チャクラのバランスが良いと、自分をそのまま受け入れることができ「あるがままの自分」を受容することができるようになります。バランスが悪いと、我慢体質になったり、精神的にダメージをため込んだり、無感動になります。

第五チャクラ 活性化

円滑なコミュニケーションをとるのに重要と言われるチャクラ。第5チャクラのバランスが良い時は、周囲の意見を尊重しながら、自分の主張を上手に相手に伝えることができます。バランスが悪い場合、周囲の意見に耳を傾けることができなくなりコミュニケーションがうまく取れないと言われます。

第六チャクラ 活性化

直感、洞察、予知、想像力などに関わるチャクラ。第6チャクラのバランスが良い場合は、自分本来の目標や夢を見つけ、新たな道を切り開いていくことができます。一方、バランスが悪い場合は、自分に起きることの全てに否定的に捉えてしまい、目標や夢、生き甲斐を感じられなくなります。

第七チャクラ 活性化

バランスが良い場合は、解脱の状態を意味し宇宙とつながると言われています。解釈として、人生において起きること全て、ポジティブ・ネガティブな全てに対し必然であると感じ、受け入れることができます。バランスが悪い場合は、自分におきることをすべて否定的に捉えてしまい、「恐れや心配」の多い生き方になります。

早坂 理恵

早坂理恵 | Rie Hayasaka / Mangala Arati。女優。8歳でデビュー。演技の勉強を始めて間も無く、NHK朝の連続テレビ小説のキャストに選ばれる。18歳で上京し数々の現場で経験を積む中、持病である心臓の病と比較的新しい「脳脊髄液減少症」を発症。芸能活動を休止。現在、復帰したものの今もなお治療中。プライベートではヨガをライフワークとし、水素美容分野での活動(「水素美容のひみつ」著者)。全米ヨガアライアンス RYT500, RPYT(マタニティヨガ), RCYT(キッズ), シニアヨガインストラクター / アシュタンガヨガインストラクター / フィジカルトレーニングインストラクター / Yoga Ed. PI1・PI2修了 Yoga Ed. エデュケーター / 国際食学士 / マクロビオティックセラピスト / アーユルヴェーダベーシック / アンチエイジングアドバイザー / 健康美肌指導士 / 美肌食マイスター など複数の資格を有すなど、心と身体の真の健康をテーマに活動を行っている。