瞑想

瞑想のススメ – 自分にも周りにも優しくなれる

朝も本格的に寒さを感じるように。こんな朝こそ瞑想がオススメです。気持ちがフラットになり、素直になれる自分がいます。そして継続することで自分にしなやかさが備わってくることに気づけます。

最近の寒さと朝の薄暗さはなかなか布団から出たくない気持ちを高めてしまう季節です。こんな朝こそ瞑想がオススメです。

私は朝目覚めて水を飲んでから、そして夜寝る前に瞑想をしています。
今、様々な業界で瞑想の良さが言われています。何故瞑想が良いのか。これは実際にしてみないことにはその良さは分かりづらいのですが、私自身の感覚を言葉で表現すると「気持ちが高まっていた時には落ち着き、落ち込んでいた時には穏やかさを取り戻す。気持ちがフラットになる。」

こんな感覚なのです。

これを科学的に言うと通常はβ波になっている脳波が、瞑想によりα波、さらにはθ波になっていくのです。脳はβ波の時には13 – 30ヘルツ、α波では8 – 13ヘルツにまで変化します。考えて動いていた脳が、感覚的に動き始めるとも表現されます。ひらめきやすい脳波とも言われます。

音を使った瞑想は落ちつきやすく集中しやすい

今回はオススメの瞑想を1つ紹介します。

1つ目はソーハム瞑想です。
ソーハムとは、彼は我なり。という意味です。
ソーは大宇宙。ハムは自己意識と言う意味を持ちます。

音を使った瞑想は落ち着きやすいし、集中しやすいなと思います。

方法は、

  1. 息を吸って「ソー」と言いながら息を吐き切る。
  2. 息を吸って次は「ハムー」と言いながら息を吐き切る。

これを繰り返します。

途中でふと違う事を思うときがありますが、考えないようにするのではなく、それに気づくだけ。沸き起こってきた感情や考えを追いかけるのではなく、あー出てきたなと気づく。それで終わりにします。

声に出さない時には息を吸いながらソーと心で言い、今度は吐きながらハムーと心で言います。これなら電車の中でも出来ますね。

自分に素直になれて、周りにも穏やかになれる

瞑想をすると、自分が何が好きなのか、何を大切にしたいのかなどがスッキリと見えてきた感じがしています。そして相手がたとえやや攻撃的な口調や態度に思える時にも、それに巻き込まれない、ある意味の強さやしなやかさがわかり始めてきた感覚も出てきました。

瞑想を始めるだけで、自分に素直になれて、周りにも穏やかになれるなら、ぜひ始めてみませんか?
他の瞑想方法はまた書かせて頂きます!

甲田 美香子

幼稚園教諭、バクティフローヨガBasic修了、YOGAed. キッズヨガPI1修了。4歳で人生の師と呼べる先生に出会い、幼稚園の先生になる!と決め現在に至る。こどもとの関わりや保護者、同僚との連携などストレスフルな中ヨガに出会い、持病の腰痛や肩こりが緩和するだけでなく心が軽くなる感覚を覚える。ヨガは大人だけでなく子どもにも必要であると今伝えたい。チャイルドカウンセラー、学習支援員、日本古来の整体である均整術でもある。