今回は、アーユルヴェーダのドーシャ(体質)、「カパ」についてです。カパ体質の特徴やバランスを崩しやすい原因などをまとめています。カパは「地」と「水」の要素からなり、身体構造のほとんどを作り上げます。簡易診断でカパ体質とわかったら、まずは自分の体質を理解して日々の生活に活かしましょう。
さて、今回はアーユルヴェーダのドーシャ、カパ体質の特徴です。自分のドーシャ(体質)がわかる簡易診断で自分のドーシャを把握してみてくださいね。「カパ」体質と出た場合、今回の記事が参考なります。
カパは「地」と「水」の要素からなり、身体構造のほとんどを作り上げます。
身体は主に水からできており、地そのものは不動で、病気になりやすいですが、水に溶けた場合にのみ、身体の中で機能します。そのため、地の要素が過剰になって水が乾きすぎると、自由に流れることができず、身体が硬くなります。これが胆石や腎臓結石などの病気の要因になります。逆に、水が多過ぎて地の要素が不足すると、むくみなどの症状が出ます。
カパの特徴が強い人は食欲は安定していますが、朝は眠気があり食欲がわかないときがあります。食事が好きで、食べることで心の安らぎを得る傾向があります。
カパのバランスを崩すと、無気力になったり、行動がゆっくりとして、重たく気だるい感覚になり、眠気が強くなります。そして地と水を蓄積し、体重が増えやすくなります。
カパ体質の人は、
などの特徴があります。
6時〜10時、18時〜22時がバランスを崩しやすい時間帯です。また、冬の寒さや湿度の高い天気もまた、バランスを崩しやすくなります。日中に眠ることや寝坊などの過剰な睡眠を減らし、午前8時(理想は午前6時ですが)までには起きるようにしましょう。
また、不規則な食事や食べ過ぎもカパを悪化させてしまいますので注意する必要があります。
激しい運動をすると、快適で健康的であると感じます。座りがちな生活や、運動不足はカパを増加させてしまいますので、運動を増やしたり、精力的な活動を行う、そしてオープンマインドを心がけると良いでしょう。
基本的に、甘味、酸味、塩味の食べ物や炭水化物の取りすぎは避け、辛味、苦味、渋味の食べ物を増やしましょう。また、温かい飲み物を飲むなど、温性の食べ物をとること、辛いスパイスを加えることもおすすめです。
他のドーシャ同様、カパ体質の方にオススメの食事については以下の記事で詳細を取り上げています。。
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アーユルヴェーダのドーシャ(体質)、「カパ」についてです。カパ体質の特徴やバランスを崩しやすい原因などをまとめています。カパは「地」と「水」の要素からなり、身体構造のほとんどを作り上げます。
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