幸せ・幸福

マインドフルネスで目の前の幸せを目一杯感謝しよう

文字で見るとわかる様なわからない様な感じのあるマインドフルネス。だからこそ実際に体験してみました。すると呼吸に集中することで心が解けていく自分がいたのです。今、この瞬間に集中して自分をありのままに受け入れることができれば、自分に優しくできる。そして他人にも優しくできる。実はとてもシンプルなのです。

最近よく耳にするマインドフルネス。

名前は知っていても実際にはよくわからない。実は私もそうでした。そこで、今回中島正明先生の「マインドフルネスヨガ 理解と実践」集中講座へ行ってきました。

現代、能力開発やストレス軽減に効果があると言われていますが、本来は仏教の瞑想が始まりだそうです。

マインドフルネスの定義は

瞬間瞬間、判断なしに起きていることに気づいている。

マインドフルネスで気づきを多角的に見る

文字で見るとわかる様なわからない様な感じがありますね。
過去に意識が向いてしまうと後悔に繋がり、未来に意識が向いてしまうと不安になります。今起きていることにだけ集中し、今ここに起きていることをはっきり見ること。
これがマインドフルネスです。

よくありますよね。ヨガをしながら晩御飯の事を考え、自転車に乗りながらあの人に言われた嫌な言葉を思い出す。それはどれも今の事ではなく、今考えなくても良いことなのです。

マインドフルネスでの瞑想は気づきの瞑想です。
英語で気づきはawareness、そうであると知っている、です。
気づきを多角的に見られるということです。

マインドフルネスのアサパーナサティ呼吸

今回はマインドフルネス瞑想で行う呼吸、アサパーナサティ呼吸を紹介します。
これは音の出ないようなゆっくりの呼吸です。

  1. ゆっくりと吸いきり、
  2. ゆっくりと吐き切る
  3. 吐ききったら2-3秒止めます
  4. 止めている時も止めている事を意識します。

これを繰り返します。

自分を大事にできなければ人に優しくなんてできない

実際にこの呼吸をしている時、呼吸だけに集中している自分がいました。ただ呼吸をしているだけなのに、心が解けていくような感覚でした。

中島先生が「自分をそのまま感じてあげること。自分の人生を生きる覚悟を持って」と仰っていました。
自分を大事に出来なければ、人には優しくなんて出来ませんね。
忙しい師走。広い視野で、多角的に見ながら、目の前の幸せを目一杯感謝したいですね!

甲田 美香子

幼稚園教諭、バクティフローヨガBasic修了、YOGAed. キッズヨガPI1修了。4歳で人生の師と呼べる先生に出会い、幼稚園の先生になる!と決め現在に至る。こどもとの関わりや保護者、同僚との連携などストレスフルな中ヨガに出会い、持病の腰痛や肩こりが緩和するだけでなく心が軽くなる感覚を覚える。ヨガは大人だけでなく子どもにも必要であると今伝えたい。チャイルドカウンセラー、学習支援員、日本古来の整体である均整術でもある。