戦士のポーズⅡ
ヴィーラバッドラーサナⅡ
PHOTO: DAISUKE MIURA
戦士のポーズⅡ(ヴィーラバッドラーサナⅡ)は、足首からハムストリング、骨盤まで。上半身は胸を開き肩甲骨を意識するなど体全体を意識できるアーサナ。伝統的な文献には、腹部内臓の調子を整えるとも言われる。またこのポーズは高度な前屈ポーズの準備であり、立ちポーズを習得すれば、前屈ポーズは容易に行えるようになるとも。
タダーサナのポーズで立つ。深く息を吸い、ジャンプして両足を1m〜1m20cmに開く。手のひらを下に向けて両手を水平にまっすぐ伸ばす。
息を吐きながら、腿が床と平行になり、膝から下は向こうずねが床と垂直になるように曲げる。右膝とかかとの線は一直線になる。両腸骨を結ぶ線は床に平行。両手を両方から引っ張られているかのように真横に伸ばす。
顔を右の向け、右の手のひらを見つめる。左足の裏側の筋肉を十分に伸ばす。両足、背中、尻は一直線をなすようにする。深呼吸を繰り返す。息を吸いながらジャンプして左右の足を入れ替え、左足先を90度、右足先を少しだけ左に向け、左膝を曲げて繰り返す。
息を吐きながら右膝を直角に曲げ、踵の真上に膝が来るように足幅を調節。前足だけに体重をかけず、両脚全体に均等に体重をかける。
息を吸い、吐きながらジャンプしてタダーサナに戻る。
息を吸いながら右脚を伸ばし、息を吐きながら両腕を下ろす。
左足を前に戻してターダーサナ。反対側も同様に。
ポーズ名
日本語名
戦士のポーズⅡ
英語名
Warrior II Pose
サンスクリット語名
ヴィーラバッドラーサナⅡ、ヴィラバドラーサナ II、ヴィーラバドラアサナⅡ
वीरभद्रासन2
virabhadrasana 2
禁忌並びに注意事項
- 心臓の弱い人は避ける
- かなり強い人でもこのポーズは長時間行わないこと