今回はリシケシ滞在中の食事事情について豊富な写真とともにレポート。アーユルヴェーダが根付くインドでの食事は、スパイスはもちろん、豊富な野菜や果物も多く、身体に優しいものでした。
初日のプージャが終わり、神聖な気持ちと雰囲気を感じた後は、皆で夕飯をいただきに街へ出かけました。
ヨガをやっている方は、アーユルヴェーダに代表されるインドの実際の食事事情がきになると思います。個人的にもとても気になっていましたし、今回は、リシケシでの食事についてレポートしたいと思います。
リシケシでの食事 – 朝食編
ベジタブルパンケーキ
こちらは毎朝通っていたフルーツサラダボウルのお店で出しているパンケーキです。
ベジタブルパンケーキには、トマトとほうれん草、そしてリコッタチーズが少し入っていました。付属の唐辛子ソースをつけていただきます。
このソースがまたとっても美味しいんです!
こちらがそのお店のご主人。
みんなが一度にフルーツサラダボウルを頼むのですが、とっても手際よくフルーツをカットします。その手さばきはお見事。
ですか何故か提供はものすごくものすごく遅い。(笑!)工程がたくさんあるからでしょうか。とっても具沢山なのです!
ランチ編
ランチプレート
こちらはランチプレート。カレー各種と、高菜炒めのようなもの、豆煮込みとフルーツヨーグルト、そして、「チャパティ」と呼ばれるパンの一種をいただきました。
主にフルーツ各種と美容にとっても嬉しいザクロの実、そしてグラノーラとヨーグルトなどがたっぷり入って、はちみつがかかっています。
毎日、お昼と夜と二回食べても飽きないくらいとっても美味しくて、日本に帰ってからもずっと自分で作って食べていたほどです。
サモサ
こちらは「サモサ」と呼ばれる、三角状の揚げ物。中にはジャガイモをターメリックなどのスパイスで痛めた詰め物が入っている少しピリ辛の食べ物です。
小腹が空いた時に1ついただくだけでしっかり腹持ちします。
定番のチャイ
そしてこのお店のチャイが、私が今回の旅で飲んだチャイの中で最も美味しいチャイでした!毎日このおじいちゃんが作ってくださいます。
砂糖入りか砂糖無しかを選択することができ、熱々で提供してくださるのですが、カップが銀色のステンレスなので、唇と舌を毎回火傷してしまいます。
ディナー編
いくらか買い物を済ませて、いよいよ夕飯の時間。レストランで、「ドーサ」というインド料理をいただきました。
ドーサは、南インドの料理で、お米と豆でできたクレープ状の生地に、さまざまな詰め物が挟まれており、それをスパイスの効いたソースや甘めのソースなどでいただきます。
中の詰め物の種類はたくさんありますが、主に、ジャガイモ、ターメリックなどが使われていることが多いように思います。
三角状に包まれていたり、丸く包まれていたりしますが、人間の顔以上に大きく焼かれています。お店によって詰め物の味も、生地のパリパリ&しっとり具合も異なります。
ここからはインドでいただいたお食事の一部をご紹介していきます。
ホテルに滞在中のメニューには、インドにも、日本で言うところの”焼きそば”がありました。しかしこれはインド料理として存在しているのではなく、チャイニーズ料理として提供されています。味は塩焼きそばのような感じで、特にスパイスが効いているようなインドっぽい味付けではありませんでした。
同写真内の私が手に持っているのは、種です。
なんの種だったのか、、具体的に覚えていなくて申し訳ないのですが、お米をそのまま食べているような味と少し硬めの食感でありながら、淡白すぎない。何かが違う。歯と舌で健康を感じながら集中して食べるため、“いま、ここ” 、を味わうことができる種でした。
こちらは、師のお友達のお宅にご招待いただいたときの写真です。インドの家庭料理はスパイスが効いていながらも、胃にもたれない優しい味。暖かく歓迎してくださるご家族の方々にかこまれて、本当に幸せなひとときでした。
スイーツ編
キチュリ
こちらは「キチュリ」と呼ばれるインドのお粥です。
キチュリにもさまざまな味付けがあり、この写真のキチュリはフルーツサラダボウルのお店で提供されているものです。甘いキチュリで、バナナが使用されています。
お粥というだけあって、お米と豆で作られるのがキチュリ。甘いキチュリ、甘いお粥、、というとちょっと手をつけるまでに時間がかかったのですが、一度食べてみると病みつきに。
お腹の中をじんわり温めてくれて、少し体調が優れないときには最適でした!!
このキチュリは本当に美味しくて、また食べたいです。
フレッシュジュース
こちらは初日にもいただいた、フレッシュジュース。
緑のスムージーにザクロの実が映えて見た目にも満足します。
リシケシ 食材編
食品や日用品にもアーユルヴェーダの知恵が
アーユルヴェーダに基づくオイルやシャンプー、サプリメントなどの美容・健康関連のものや、ローチョコレートやグルテンフリークッキーなど、身体に優しい食品、ガネーシャ神やシヴァ神などインドの神様の絵が描かれたノートや塗り絵など、さまざまなものが揃うショップもあります。
私にはどのオイルがおすすめですか?と店員に聞くと、肌を触り、肌色や髪質をみてアドバイスをくださるショップも。アーユルヴェーダの知識がやはりどこにでも根付いています。
日本とは違う、美味しいミルク
インドでいただいていたミルクがとても美味しかったので、どのようなものを使用しているのか見せていただきました。
日本とは違って袋詰めです!キンキンに冷えていました。
普段私はあまり牛乳を飲まないのですが、チャイだけは別物。このミルクを含めていただくチャイは本当に格別でした。インドに滞在中は、1日に3杯は飲んでいたように思います。
ピーナッツ
屋台で売られていたピーナツです。屋台のものを買っていただくのは、胃がインドに慣れるまではなかなか勇気がいったのですが、師がみんなへ、と買ってくださり、いただけました。
香ばしくてとても美味しかったです。
肉や魚ではない、自然の中で育ったものを、素朴な味付けのままいただけることの喜びを噛み締めていました。
今回はゆっくりと出かけて食事の時間を取ることができなかったのですが、栄養満点で身体に良いものばかりなため、一品いただくだけで大満足、次の食事の時間までしっかりお腹も満たされていました。
インドの家庭料理もいただくことができましたが、インドの学校の給食はどんなものが提供されているのでしょうか?
実は今回の旅では、なかなか体験できない、インドの小学校を訪問させていただくことができたので、次回はその様子をご紹介します。
お楽しみに!